極める | Roscellinus Compendiensis

極める

 どうも世間では飽きっぽい人が多い気がします。

 

 口調や行動をみると極めた人のそれなのに、極めたフリをしているだけなのです。こういうタイプの人は、揃って飽き性。落ち着きもなければ、耐久性もありません。

 

 人間なにかを本気ですることは極めることです。とても心身ともに疲れます。でも、やるんです。なぜ?他人を説得するためです。認めてもらおう、理解してもらおう、助けてもらおう、共に頑張ろう等々、これらは全て個々で完結するものではありません。

 

 人間本気なら自分を追い込みますし、同時に他者を巻き込みます。人間である以上自己完結などありません。自分を極めるというのは独我論ではなく、他者の理解や応援の上に成り立つものです。

 

 まだ自分を極めている途中という認識の人なら許せますが、極めてると思い込んでる人で、自己完結していると自信満々な素振りを見せる人は話になりません。そういう人のほとんどが自分の限界を知らない人です。

 

 この記事でいっておかねばならないことは、極めるとは自分の限界を知るところまで進むということです。

 

 そういう人少ないです。