小阪修平『イラスト西洋哲学史』
イラスト西洋哲学史/宝島社
¥1,950
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アカデミズムと距離を置かれている著者の渾身の一撃!
哲学を哲学史という年代順にまとめれば、こうなりますといった作品です。古代ギリシャからヘーゲルまでを網羅し、他の「哲学史」ではスルーされがちな中世期の哲学(スコラ哲学)にも論及され、中世期の哲学を学びながら、プラトンとアリストテレスの着想の差、考えていることの差が際立つように構成されています。
細かいことを言うと、色々と難癖もつけられますが、私が読んだ「哲学史」のなかでは最も水準以上だったと思います。
実存主義とマルクスが最後に書かれているのですが、これはいらなかったように思います。古代ギリシャのアルケー論からヘーゲルまでで十分だと思います。
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哲学を哲学史という年代順にまとめれば、こうなりますといった作品です。古代ギリシャからヘーゲルまでを網羅し、他の「哲学史」ではスルーされがちな中世期の哲学(スコラ哲学)にも論及され、中世期の哲学を学びながら、プラトンとアリストテレスの着想の差、考えていることの差が際立つように構成されています。
細かいことを言うと、色々と難癖もつけられますが、私が読んだ「哲学史」のなかでは最も水準以上だったと思います。
実存主義とマルクスが最後に書かれているのですが、これはいらなかったように思います。古代ギリシャのアルケー論からヘーゲルまでで十分だと思います。